2020年4月に読んだ本

今月は家にあった積ん読を消化する月になった

f:id:alfe1025:20200501224125j:plain


ブレーン・ハッカー 

10年前くらいの本。良書。
『アイデアのつくり方』のあとに読むのがおすすめ。

創造的なアイデアは既存のものの組み合わせというのはアイデア系の本でよく聞く話。ではどこから持ってきてどう組み合わせれば良いのかという本。
近くから持ってくれば盗作、遠くから持ってくれば天才という考え方は数十年使えそう。

創作のアイデアとかに困ってる人はぜひ。


ひとの目、驚異の進化

 ひとの目に備わっている特殊能力、テレパシー・透視・未来予見・霊読の4つの能力について解説する本。

当たり前のように色を認識して2つの目で前を見ているけれども、なぜそのように進化したのかについての仮設を語っている。

 

目の使い方や目で見えるものについての認識が変わる良書。

色がわかるのは人の感情を掴むため、目が前に付いてるのは鬱蒼とした木々の中でも葉の先を見るため、など、なるほどと思える説をユーモア交えながら解説する

 

 

瞬間説得

瞬間説得 その気にさせる究極の方法

瞬間説得 その気にさせる究極の方法

 

ケヴィン・ダットンの本。

チャルディーニとかアリエリーとかが好きな人なら楽しめる。

 

SPICE(単純性・私的利益感・意外性・自信・共感)を使うと説得の成功率が高まることをエピソード交えながら解説していく。


考える技術・書く技術

とりあえず読んどけ本リストによく挙げられる本。


この本から派生したと思われる考え方の本を既にたくさん読んでたので真新しさはなかったものの、この本を原点にして広がっていったんだなという認識ができた

 

空間デザインのための照明手法

空間デザインのための照明手法

空間デザインのための照明手法

  • 発売日: 2008/08/01
  • メディア: 単行本
 

空間の機能を高めるための照明デザイン。

入り口を明示する、動線を強調する、領域を示す、など目的に応じた照明の使われ方が具体的な写真とともに示されている。

読んだ後に、光によるUXだなという感想を持った。

 

 他の月

blog.alfebelow.com 

blog.alfebelow.com

 

2020年3月に読んだ本

 いつもの。

f:id:alfe1025:20200401221453j:plain

 

科学的な適職

科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方

科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方

  • 作者:鈴木 祐
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

転職に役立つ研究をピックアップしてまとめている本。

転職活動とか就活しているなら読んでみるのをおすすめ。
ちまたの就活本とは違った視点を得られる

次の転職先を決める際に起きがちなバイアスについて解説し、そのバイアスを取り除くにはどうすれば良いのかについて解説している。

 

砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか

砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか
 

人類の生活基盤が実は砂に依存していて、奪い合いがすでに起きており、砂の調達のために環境破壊が至るところで起きているぞ、というドキュメンタリー的な一冊。

これを読むと、ふつうに道を歩いていても石垣とかコンクリートとかに目が行ってしまうようになる。

コンクリート、ガラス、シリコンチップ、ビーチの砂浜などを例に上げて、砂の取り合い問題について語っている。


世界を変えた150の科学の本

世界を変えた150の科学の本

世界を変えた150の科学の本

 

動物の骨の割符や粘土板から始まって、現在に至るまでの科学本に関する歴史を概略的に見ていく本。

古代における世界の捉え方、活版印刷と近代古典、そして最近のポピュラーサイエンスとしての科学本などについて、図説豊富に解説している

図版多めな大きめ本。


地形・地質で読み解く日本列島5億年史 

日本列島がどのようにできたか。

各地の特徴的な地形や地層はどのようにつくられたのか。
写真や図も豊富で理解がしやすい。

ブラタモリ好きな人に特におすすめ。


段落論 日本語の「わかりやすさ」の決め手

段落の原理とどう段落を作れば読みやすくなるかについて。

紙で見られる改行1字下げだけでなく、Webで見られる1字下げない1行空けまで視野に入れつつ、段落の意味や段落内の構成について説明されている。

小論文を書く予定があるなら読んでおくと良いかも。


資本主義の新しい形

資本主義の新しい形 (シリーズ現代経済の展望)

資本主義の新しい形 (シリーズ現代経済の展望)

  • 作者:徹, 諸富
  • 発売日: 2020/01/30
  • メディア: 単行本
 

資本主義が非物質化を進めているので、日本企業も方針転換をしないといけない、という本。

人やICT脱炭素化などといった無形資産に投資を切り替えないといけない、という意見を複数の視点で説いていく。

 


TOOLS REAL STUFF for FUTURE CLASSICS

TOOLS REAL STUFF for FUTURE CLASSICS  (HUZINE 1)

TOOLS REAL STUFF for FUTURE CLASSICS  (HUZINE 1)

  • 発売日: 2011/03/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

良いアイテムを紹介する本。おしゃれ雑貨をモデリングするときに役立ちそう。

古くからの定番品、といったものも多いので、なにかギアがほしいときの目星探しに役立つ。

 

私はこの本で見かけたbialettiの直火式モカエキスプレスを買って、使い勝手に満足している。

 

 

アロマの化学 きほんのき 

アロマの化学 きほんのき : いまさら聞けない

アロマの化学 きほんのき : いまさら聞けない

  • 作者:齋藤 勝裕
  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: 単行本
 

アロマに関する化学を解説する本。

高校3年くらいのときに化学の授業でやったなぁという内容。

香りがどう役立つのかは書いてなくて、分子構造とか官能基の違いとか立体異性とかについて書かれている。

 

なめらかな社会とその敵

なめらかな社会とその敵

なめらかな社会とその敵

  • 作者:鈴木 健
  • 発売日: 2013/01/28
  • メディア: 単行本
 

PICSYという概念を通して貨幣・選挙を変えることができないかという構想。

製品やサービスに支払いがなされたときに、その製品の売上に貢献したものへそれぞれ収入を与えられないか?というもの。

 

僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない 

さっぱりわからないことをわかるように教えてくれる本。
今の科学で把握できている物質は5%だけで、残りのうち27%はダークマターと呼ばれているもの(なんか重いということだけわかってる)。最後の68%については全然わかってない。

 

他の月

blog.alfebelow.com

 

2020年1-2月に読んだ本

 いつもの。

 

 

我々はどう進化すべきか

我々はどう進化すべきか ―聖地ガラパゴス諸島の衝撃

我々はどう進化すべきか ―聖地ガラパゴス諸島の衝撃

  • 作者:長沼 毅
  • 発売日: 2020/01/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

ガラパゴス諸島を取り巻く環境や歴史について。

ガラケーとかガラパゴス化といった意味合いで「ガラパゴス」という単語は使われてる。私もガラパゴス諸島という地名だけは知って、多分珍しい動物が多いんだろうな、くらいの認識しかなかったが、具体的にどんな動物がいて何故ここまで知名度が上がったのかについては知らないことだらけだった。

 

代謝が低く1年以上食物を与えなくても持つので食料として乱獲されたガラパゴスゾウガメについての話や、深海の海底火山から硫黄を取り込んでエネルギーにしているチューブワームの話は特に衝撃的で印象的に残った。


おしゃべりな糖  

おしゃべりな糖 (岩波科学ライブラリー)

おしゃべりな糖 (岩波科学ライブラリー)

 

糖鎖についてのお話。

糖といえばエネルギー、という認識しかなかったが、体内の情報交換に糖が大きな役割をしていることを教えてくれる本。

 

糖転移酵素という頑固な職人が入れ替わり立ち替わりで設計図なしで作っていること。赤血球についている糖鎖の違いで血液型が決まることなどなど。

まだ研究がほとんど進んでいないようだが、これからの研究成果が楽しみ


誤解としての芸術:アール・ブリュットと現代アート 

芸術家と鑑賞者の誤解が相互作用しあって芸術になっているんだという本。

芸術の解説というよりは哲学書に近い。

 

知覚的痙攣から身を守る、シミュラークルの軸転換、世界の台座の3つは頭に留めておきたい。

 


コンセプトのつくりかた

コンセプトのつくりかた

コンセプトのつくりかた

  • 作者:玉樹 真一郎
  • 発売日: 2012/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

コンセプトの作り方、コンセプトを話し合うときのファシリテーションの仕方について。

 

Wiiのコンセプトを作った人が書いた本。

Wiiの企画会議の様子を描きながら、どうやって新しいコンセプトを生み出すのか、どんなふうにファシリテーションすれば意見が出やすくなるのかが書かれている。

定期的に読み返したい。

 


IT研究者のひらめき本棚

IT研究者のひらめき本棚 ビブリオ・トーク:私のオススメ
 

 

情報技術分野の研究者がひとり一冊本を紹介する。

タイトルだけ聞いたことあるけど読んだことない、みたいな本が並んでいる。

反省。
本の概略となぜ読むべきかがまとまっていて、情報知識のステップアップに有用そう。

 


こんにゃくの中の日本史

こんにゃくの中の日本史 (講談社現代新書)

こんにゃくの中の日本史 (講談社現代新書)

  • 作者:武内 孝夫
  • 発売日: 2006/03/17
  • メディア: 新書
 

江戸時代から現代までのこんにゃくを見ていく本。

こんにゃくというと、どうしても脇役という印象になってしまうが、その歴史に焦点を当ててみるとここまで面白い歴史があったのかと非常に楽しめる一冊。


長持ちしないこんにゃくをいつでも食べられるようにした江戸時代の発明、ギャンブラーなこんにゃく農家、安定化と値崩れなどなど。

 

コーヒーの科学

コーヒーのおいしさはどこから来るのかについて研究する本。

 

美味しい成分は抽出されやすく、まずい成分は出にくく泡に吸着しやすい。焙煎すると構造の物理的変化と成分の変化が起きる、などなど。

なぜ蒸らすのか、なぜ細い口のケトルで注ぐのかについても科学的なモデルで解説していて面白い。

 


カフェの空間学 世界のデザイン手法

カフェの空間学 世界のデザイン手法: Site specific cafe design

カフェの空間学 世界のデザイン手法: Site specific cafe design

  • 作者:加藤 匡毅,Puddle
  • 発売日: 2019/09/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

日本・世界各地にあるカフェの平面図とスケッチ。

周辺の環境と共生を目指しているカフェが多々取り上げられており、既存の生活導線に馴染むカフェ、外との境界が曖昧なカフェといった、街との一体感のあるカフェをしれて面白い。

 

 

部屋で楽しむきのこリウムの世界 

部屋で楽しむ きのこリウムの世界

部屋で楽しむ きのこリウムの世界

  • 作者:樋口 和智
  • 発売日: 2019/10/15
  • メディア: 単行本
 

きのこリウムの本。

テラリウムの中にキノコが生えてくる「きのこリウム」について、作例やそれをつくるステップ、その他コツなどが書かれている

 


D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略

Direct to Consumerという販売モデルについて。

 

「機能」ではなく「世界観」を売る、という章がD2Cを特に表していて、ブランドをメディア化、モノを買うための意義を感じてもらおうという概念の様子。

 


この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる3

この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる 3 (カドカワBOOKS)
 

前クールのアニメ原作。1と2がアニメでやったとこなので3から読み始めてる。

聖哉がはっちゃけてて、これをアニメで見たい。

 

 

他の月

blog.alfebelow.com

 

 

blog.alfebelow.com