いつもの。
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インタラクションデザイン
インタラクションデザインという学術分野でどういったことが研究されているのか。
インタラクション分野の教授陣による共著で、各研究室でどんな研究をしているかの紹介といった趣。 遠隔コミュニケーションや物探し支援といったアプリを含むスマートホームに関する研究や、不特定多数を対象とした公共の場に置くインタラクティブ展示に関する研究など。
使いにくいインターフェースに対して最近のChatGPTは人と同じ間違いをするし、問題点も指摘できる(妥当かどうかのチェックは必要)という話があり、試したら確かに参考になる案が出てきたのでこのノウハウを今後使っていきたい。
空飛ぶ微生物
空飛ぶ微生物 気候を変え、進化をみちびく驚きの生命体 (ブルーバックス)牧輝弥(著) .https://www.amazon.co.jp/dp/B0FQ5F1WR3
空気中を漂う微生物である大気微生物について。
大気微生物のさまざまな発生源。鉱物粒子と結びついて紫外線を避けながら旅する微生物。大気微生物が雲をつくるメカニズム。生命の起源と大気微生物のつながりなどなど。
研究がまだまだ進んでいない分野のようではあるが、ウイルスやアレルギーといったものだけでなく気候変動や生物進化に関わっていそうということが知れた。
植物園へようこそ
植物園へようこそ (岩波科学ライブラリー)国立科学博物館筑波実験植物園(編集) .https://www.amazon.co.jp/dp/B0D7HMHFZ3
植物園がなにをしているか。筑波実験植物園の編著。
植物を集める・育てる・調べる・守るというそれぞれでどんなことを行っているかが書かれる。系統保存のための植物園同士の分譲やバックヤードでの栽培。標本からはわからない香りや色の研究に、野生復帰のための培養など。 博物館の植物園なだけあって、種の保存に対するウェイトが重めに感じた。
化石が語る植物の進化5億年史
化石が語る植物の進化5億年史矢部淳(著) .https://www.amazon.co.jp/dp/B0FNZZ7KXM
化石からみる植物史。
シアノバクテリアやその前の時代から花が生まれて日本列島ができはじめるくらいまでを、化石として残された植物から順々にみていく。 陸上に上がった植物の祖先は淡水環境に住むアオミドロやミカヅキモのような藻類だったこと。葉の進化、根の進化。高酸素濃度の世界。胞子から種となったことで水から離れた内陸に拡大できるように。花の化石や食痕の化石に対する研究などなど。
植物の化石を植物史という観点から見ると進化の様子が見れて面白いなと思いながら読んでいた。
ヘンテコノミクス
行動経済学まんが ヘンテコノミクス菅俊一(著),高橋秀明(著),佐藤雅彦(著)&0その他 .https://www.amazon.co.jp/dp/B07ZH4QG18
行動経済学の知見を漫画にしたもの。
人間の非合理なふるまいを漫画で紹介し、そのふるまいを専門用語で何と呼ぶかの解説。そして、「人間とは、かくもヘンテコな生きものなり。」と締める。
扱われている題材としては、アンダーマイニング効果やフレーミング効果、代表性ヒューリスティックなどなど。 あとがきで、サザエさんのような日常生活にあふれている物語を描けば、行動経済学というテーマがうまく入り込める、と書かれている通りの出来。
マヨネーズ解体新書
マヨネーズ解体新書日本のマヨネーズ誕生100周年記念委員会(著),キユーピー株式会社(読み手) .https://www.amazon.co.jp/dp/B0FRZR9FPW
キューピーが監修した日本におけるマヨネーズの100年史。
国産マヨネーズの誕生した時期や洋食によって一般に広まった時代、戦後の商品開発や品質向上への取り組みなど。
1つの調味料の食文化史がここまでしっかりまとまっていることが少ないので興味深く読んだ。