ソフトバンク光からenひかりにコラボ光の事業者変更を使って乗り換えたので経緯のメモ
乗り換えるときにいろいろとググってみたのだけども、ソフトバンク光で事業者変更承諾番号を払い出す話があまりなかったので、どこにどういう連絡すればいいかまとめておきます。
乗り換えようと思ったきっかけ
きっかけはソフトバンクの通信障害。リモートワークしてるときに回線が繋がらなくなるの非常にしんどい。
そのあと障害は復旧したと8月1日に発表されたんですが、そのあともぶちぶちと切断が発生してて、この回線では仕事ができないと解約を決意。
事業者変更承諾番号の払い出し
で、2019年7月1日から光コラボレーション事業者の乗り換えがしやすくなる「事業者変更」という仕組みがあることをこのとき知りました。
これは何かというと、光回線のプロバイダを工事とかなしで変更できるというもの。
使ってるプロバイダと乗り換えたいプロバイダがともに光コラボレーション事業者(https://flets-w.com/collabo/list/index.php)なら、こちらから電話だけすればあとはプロバイダ会社同士で引き続きをしてくれるっぽい。
この「事業者変更」をするためには、使っているプロバイダで「事業者変更承諾番号」というのを出してもらってから乗り換えたいプロバイダに渡す必要があります。
ソフトバンクから事業者変更承諾番号を発番する
残念ながら、ソフトバンクのヘルプページにはソフトバンクで事業者変更承諾番号を発番する方法は載っていませんでした。
というわけでサポートチャットに事業者変更承諾番号を取得したい旨を伝えると、「電話でしか受け付けていない」との回答。
というわけで電話します。
待ち時間が10分、事業者変更承諾番号取得のためのやり取りで20分くらいかかりました。資料を目一杯まとめてもこれくらいの時間がかかったので、1時間ほど余裕があるときに電話するとよいかと。
なぜやり取りで20分も掛かったかというと、解約の引き止めがしつこいため。
ソフトバンクの通信障害があったので解約したいというと「NTT東日本に問題があり、ソフトバンクに非はないのですがそれでも解約されるのですか?」と返されたり(通信障害起きてたのソフトバンクだけ)
じゃあ料金が高いので、というと「今後1年間、毎月1000円引きさせていただきますがいかがでしょうか」と答えられたり(1000円引いても乗り換え先のほうが安い)
その他、乗り換え先についてあれこれ聞かれた挙げ句、「その程度の理解でしたら、先方にもう一度お問い合わせいただいてから、もう一度お問い合わせいただけますか」(この時点で通話開始20分)と来たので、さすがにここでキレて「まずは事業者変更承諾番号取得を払い出せ」と強めの口調で言ってやっと話が進みました。
あとはもろもろの注意事項。
- 中途解約のため違約料が10,450円、その他手数料で3,300円、合計で13,750円。(※2020/12/01追記 15,289円の請求が `20/9/30 ヤフージャパン` で有り
- ソフトバンク光の解約日が先方の開通日になる。
- 事業者変更承諾番号取得の通知は翌日にSMSにて(他事業者は当日にくるらしいので遅め)
- ソフトバンク光の利用料は日割り。ただしオプション(光BBユニットレンタル料など)は満額支払い。
- 光BBユニットは解約日後2週間以内に元払いで返却。
などなど。
enひかりに事業者変更承諾番号を入力する
乗り換え先はenひかりにしました。月額料金が安いのと、n年縛りとかがなく解約時の違約金がなかったので。
ソフトバンク光に電話した次の日、SMSで届いた事業者変更承諾番号取得と名前と住所を申込みフォームから入力して送信。
当日中に確認の電話が来ました。ここでは入力内容の確認。
入力が金曜日だったので土日を挟んで月曜日に再度連絡。
こちらの電話は工事日の相談。工事日といっても工事自体はないので、いつから開通するかの決定。次週の土曜日が最短だったので、そこで決定。
で、IPv6プラスのオプションを申し込んでいたのですが、この電話で「IPv6を過去のプロバイダでも使っていたなら、先方に電話して早めにIPv6を外しておくと引き継ぎがスムーズです」と伝えられました。
IPv6
調べてみると、IPv6オプションがプロバイダに紐付いているようす。
どういうことかというと、ソフトバンク光でIPv6を使っていた場合、ソフトバンク光でIPv6のオプションを外さないと、enひかりでIPv6の設定ができないということ。
そして今回、v6プラスというオプションを付けてしまったのでPPPoEの接続設定が払い出されてません。つまりソフトバンク光がIPv6のオプションを外すまでenひかりに接続ができないということ。
というわけで再度ソフトバンクのサポートに「解約日より前にIPv6の設定を外したい」と連絡しました。
「お客様では、切り替えのお手続きができなくなっております」と返ってきました。
「事業者変更切り替え日に自動で廃止になります」とのこと。
こちらから完全に打つ手なし。
ということで事業者切替日と2日後の昼過ぎまではインターネットに接続できなくなりました。
事業者切替日過ぎてからのどこかでバッチ処理でIPv6の設定が外れて、翌日にenひかりでIPv6設定ができるようになったとかじゃないかなと予想してます。
回線速度
強い回線 pic.twitter.com/40cDSIIrFD — アルフ (@alfe_below) 2020年9月7日
下りが800Mbps、上りが600Mbps。上々ですね。
ソフトバンクのときよりも100Mbpsくらい上がってる気がしますが、ちゃんと平均とか取ってないので完全に感覚値。
使っているルータはWSR-1166DHPL2。v6プラスに対応してて11ac/n/a/g/bが飛び、値段もそこそこ手頃。v6プラスだとプロバイダからもらう紙を見ながらIDとかパスワードとかを入れなくても良いの楽ですね。全部自動でよしなにやってくれる。
まとめ
ソフトバンク光からenひかりに乗り換えるの、そこそこに面倒なこと(ほぼソフトバンクから離れるための手続き)が多かったし、ネット上にも情報が落ちてなさそうなので適当にまとめておかないとな — アルフ (@alfe_below) 2020年9月7日
というわけで、まとめました。
enひかりに関してはまだ使い始めたばかりなのでレビューとか書けないのですが、先に書いたとおり下りで800Mbps出るくらいの速度があり、電話での対応も好感触だったのでいまのところオススメできそう。
懸念点としてはWebコンソールとかが無いことですかね。どのオプション付けたかを確認するには電話するか「開通のご案内」という封筒を大事に取っておくしかなさそう。
というわけで、しばらくenひかりでインターネット生活します。