7月は風邪でダウンしてたので3冊だけ。
ただ今回読んだ3冊は3冊とも当たり本でした。
世界史を大きく動かした植物
タイトルでピンときたら読むのオススメ。
読んでて非常に好奇心をくすぐられた一冊。
14の植物が人と文化にどう影響を与えたかが書かれている。
穀物が炭水化物を持つ理由。豆類がたんぱく質を持つ理由。
なぜ日本食は、ごはんとみそ汁、きな粉餅、いなりずし、と米と大豆の組み合わせが多いのか。
ジャガイモ飢饉と月面着陸の関係、などなど興味深い話がたくさんあり楽しめた。
複雑さと共に暮らす

- 作者: ドナルド・ノーマン,伊賀聡一郎,岡本明,安村通晃
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2011/07/28
- メディア: 単行本
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『誰のためのデザイン?』でおなじみ D. A. ノーマンの本。
現実は複雑なのだから、テクノロジーにおける複雑さは必要であり、ボタンの数を減らすとかえって使いづらくなる、と述べている。
シンプルなデザインがこの頃の流行りだが、機能をそのままに見た目をシンプルにすると混乱を招く、ということをこの本を読み考えることができるようになった。
複雑なものと混乱しているものは別だと考えないといけないな、と思った。
コーヒー「こつ」の科学
コーヒーに関するQ&Aが並ぶ本。
なぜ「の」の字で回し入れるのか、ペーパードリップとネルドリップで何が違うのか、といったコーヒーに関する疑問に答える本。
コーヒーに関する本だと「マスターが考えるおいしい入れ方」みたいな個人の感覚でしか説明されてない本が多い。
しかし、この本では感覚ではなく、何故そうなるのかという理論含めて記載されていて納得できる。
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