というわけで、5月分。
50 いまの経済をつくったモノ
新しい発明品・アイデアの誕生がどれだけ生活に影響を与えてきたかについて。
例えば蓄音機が一流・二流アーティストに格差をつくってしまった話やピルが専門職の女性を増やした話などが50並ぶ。
非常にエモい本で、アイデアや発明のおかげで一気に暮らしが良くなったことを感じ取れる。
NEW POWER
NEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろ
- 作者: ジェレミー・ハイマンズ,ヘンリー・ティムズ,神崎朗子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/12/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
Airbnbやウィキペディアのような新たな力にどうかかわっていけばいいか。
新たな勢力の価値観と官僚的な勢力と比べたときの弱み、それぞれの長所をブレンドしていく方法など。
SNSとかバズとか見てると新勢力こそこれからの主流だと思ってしまうが、官僚的な旧世代の使えるところはたくさんあるぞ、ということがわかる。
世界を獲るノート
アスリートがノートをどう使っているのか。
ノートのためのノート術ではなく、勝つためのノートの使い方がインタビューされている。
実際に一流の人たちが、自身のメンタルを安定させるためにノートをどう使うかについて紹介している方法なので、類書と比べて実践的で説得力に重みがある
問題・課題・自身の不安を文字化して整理する、感情抜きで自信を客観視するツールとしてノートが使われているよう
ビジネスパーソンのための教養としての世界3大宗教
仏教・キリスト教・イスラム教のざっくり解説。
なにを目的とした宗教で、なにを経典として、何を心がけて生活するのかが簡潔にまとまっている。
宗教についての本って、それぞれの宗派についてのこまごまとした戒律や横文字ばかりならぶイメージがあるが、この本は3大宗派の目的・習慣が図でまとまっている。
宗教の概観を非常にとらえやすい良書。
週2回で体が変わる鍛え方
わかりやすい図解で筋トレを解説。
基本は1回を6秒で(1~2秒で上げ、2~4秒かけ下ろす)。6~10回を3セット。吐きながら上げ、吸いながら下す。
半年くらいジム行ってるが、このやり方を導入した次の日みごとに筋肉痛になった
フクロウとコミミズク
八ヶ岳山麗に住むフクロウとコミミズクの生態を大きな写真とともに紹介する本。
太陽光パネルが森を切り崩し、フクロウの住む森が破壊されてるとか。
おとなの手紙時間
手書きの手紙を紹介する本。
一筆箋でのお礼の手紙やおすそ分けのときの簡単な手紙など。
手紙は連絡の手段から気持ちを伝える手段へ変わった、というのにすごく得心がいった。
慣れている人でも3、4行の手紙でも2度3度書き直すというのを知れたのもありがたい。
シアトル発ちょっとブラックなコーヒーの教科書
コーヒーに関するインフォグラフィック集。へぇってなる知識が並ぶ。
記憶力、効率性、そしておいしさへの中毒からカフェインを取るのは人間だけでなくミツバチも、という話に笑った。
語学力ゼロで8カ国語翻訳できるナゾ
語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾどんなビジネスもこの考え方ならうまくいく (講談社+α新書)
- 作者: 水野麻子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 518回
効率的に特許翻訳をする方法。
必要なのは語学力という曖昧なものでなく、訳に必要な情報を入手する力と論理的思考力とあって、なるほどってなった。
ライブラリのドキュメントを訳すときに参考になりそう
子どもの気持ちを聴くスキル
チャイルドラインでの活動を通じて、子供の話すときにどうしてきたかを書きだした本。
具体的な経験がもとになってて情況が思い浮かぶ。
読んでてミルトンエリクソン本に似た雰囲気を感じた。
他
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