いつもの。
『ホモ・デウス』が非常に良かったので、データ中心主義あたりに関係する本があったら教えてください。読みたい。
ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来
『サピエンス全史』の著者が書いた本。
今月1番良かった本はこれ。今年1番の可能性まである。
『サピエンス全史』は過去サピエンスがどのような歴史をたどってきたかについて綴られていたが、
『ホモ・デウス』はこれからサピエンスがどのような方向に向かっていくのかを考察していく内容。
上下巻になっていて、上巻はサピエンスがこれからどのような未来に向かっていくのかの概略を述べた後、それをより精査していくために人間と動物、科学と宗教について。
下巻は人間至上主義革命の広がりと、新勢力、データ教について。
上巻の1章と下巻の第3部(後ろ半分)で概略が主論は把握できるかと。
人間がより高度な知能とデータフローに飲み込まれていく予想が立てられている。
データ教を信仰している身として、着地点を考えておかなければいけないとなぁと読了後に思った。
たのしいインフォグラフィック入門
インフォグラフィックがどのように作られているのか、どのようなステップを踏むとインフォグラフィックを作るのに必要な能力をつけられるのか。
デザイナーのセンスとかそういうので作っているのかと思ってたけどそうではなくて、何のために使うのか・何を見せないのかをきちんと考えて伝わるように構成を考えていくという論理思考や図解の本としても有用そうな本だった。
アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略
人が注目をするときの段階分けと注目をするときのトリガーについて。
注目させるためのテクニックではなく、人なにになぜ注目するのかというのを7つのトリガーに分類した本。
これ系の本こそ検索したいのでKindle本がほしいのだけども。
フレーバー茶で暮らしを変える フランス人の日本茶革命!?
緑茶の新しい飲み方をフランス人が考えるという本。
緑茶にレモンやカシスを入れて水出ししてみたり、さつまいもチップをいれてほうじ茶にフレーバーをつけたり。
急須で淹れて飲む、という考えが前提として固まっていたなぁという発見があって、この本読んでから水出ししてみたり、一緒にすだちを入れてみたりして飲んだりし始めたら緑茶を飲む頻度が増えた。
日本茶のポテンシャルを感じる一冊。
あえて選んだせまい家
意識して狭い家を選んだ結果、家にあるモノを管理できるようになって日々の家事が楽になった、というインタビューが8人分まとめられた本。
テクニックというよりは狭い家のメリットが綴られてるので、職場から遠くてもいいから広い家がいい って人をなだめるのに活躍しそう。
「他力本願」マネジメント
浄土真宗本願寺派宗会議長と人事業務構築サービス会社の代表取締役会長が、仏教と実務の両面からマネジメントに語る本。
役員とか社長とかになってから読むと身にしみるんだろうなという感じ。
方向性としては『帝王学』に近いかな。
過去読んだ本
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