9月の読了数は12冊、10月は39冊*1でした。
9月は中国留学のためすこし少なめでしたね*2
では、12+39冊のうち、これは良い!とおもった5冊の紹介
スタンフォードのストレスを力に変える教科書
スタンフォードのストレスを力に変える教科書 読了 - 間違いなく良書。ストレスを悪いものと考えるか良いものと考えるかで成績や性格が大きく変わってしまう。ストレスをいかに利用するか、どのようにして踏み台に変えていくかを述べたレジスタンスの本
— あるふ@遠距離支援職 (@alfe_below) 2015, 10月 28
ストレスに対するそもそもの考え方から変わってしまいました。
ストレスマネジメントのような講座を数万円払って受講するよりも、この一冊をサクッと読むほうが身になると思います。
精神の話ではあるが、実際の被験者実験や実験のアフターフォローなどの科学的根拠に基づいて書かれているので、精神論がダメな人(私を含む)にも受け入れやすい。
ストレスで死んでしまわないための考え方や考え方を変えるためのトレーニング方法、ストレスをポジティブに考えたときの成績への影響 などが実事例と共に記載されています。
前作『スタンフォードの自分を変える教室』が未読なので、次はそちらを読んでみるつもり。
新しい文章力の教科書
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング 読了 - ウェブメディアであるナタリーの社内向けに行われていた文章力の教育をまとめた本。完読される文章を目指して、文章の組み立て方、言葉づかい、注意するべき点などが述べられている。良書。
— あるふ@遠距離支援職 (@alfe_below) 2015, 10月 29

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネスシリーズ)
- 作者: 唐木元
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: Kindle版
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一般的な文章を書くのに有用そうなTipsが満載なので、たまにパラパラめくって使えそうなのを拾っていくのがよさそう。
もともと社内向けに行っていた文章力講座を基にしたものなので、幅広い文章に使えるTipsなのも良いところ。
この本の対象としては、出張報告とか日常ブログとか書こうと思っている人あたり。
「書く内容は頭の中に漠然とあるけど、どういった風に文章を組み立てればいいのだろう」と思ってる人とかベスト。
例えば、事実をベースにロジックを乗せて、そのうえで言葉づかいを考える。
文章の読みやすさは、これを意識するだけでも変わりそうですね。
英語耳
英語耳 読了 - 英語の発音をどのようにすればいいのかが図示されている。RとLの違いだけでなく、seaとsheの言い分け方、無声音と有声音の違いなどが記されている。かなりわかりやすい
— あるふ@遠距離支援職 (@alfe_below) 2015, 9月 3
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- 作者: 松澤喜好
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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英語の特徴的な発音を体系的に学べる本。
英語の発音にコンプレックスを感じている人には迷わずお勧めします。
区別が難しいとよく話題に上るRightとLightの違いとか、seaとsheの発音の方法がイラストで描かれていてわかりやすい。
She sees sea をどう発音すればいいかがばっちりわかるようになります。
理系の料理
チューブ生姜適量ではなくて1cmがいい人の理系の料理 読了 - 台所に醤油と鍋とプライパンしかない料理初心者がどうやって料理を始めるか。非SI単位系でかつ卵1個というざっくりした料理の世界に慣れるにはどうすればいいかや初めにそろえる調味料・調理器具は何か などが書いている。
— あるふ@遠距離支援職 (@alfe_below) 2015, 10月 24
家の調味料は醤油だけ みたいな人に贈る、料理初心者向けの本。
料理本なのにフローチャートとか有意な差とかいう単語が躍るので、ついうっかり「ネタ本かな?」と思ってしまったが、読んでみるとかなり実践向きでした。
塩適量というのは塩の濃さを自分好みに決めていいよということだよ
味付けは不可逆変換なので薄めにつくって少しずつ濃くしていこう
こういった初心者に手取り足取り教えてくれる本ってなかなかなかったよね。
観光学事始め
観光学事始め―「脱観光的」観光のススメ 読了 - 観光についての考察と街おこしの具体例について。2章くらいまでの考察がすごく骨があって読むのに時間がかかった。観光業に携わっている人は必読、かなり得るところ多いと思う。
— あるふ@遠距離支援職 (@alfe_below) 2015, 10月 24
観光の歴史と最近の流行、観光を町おこしに生かすには。
共著で確証をそれぞれ別の人が担当して書くというスタイルなので、興味のあるトピックから読み始めるといいんじゃないかな。
中身がギッチリ詰めこまれていて、読むのに一か月くらいかかった。濃い。
観光に携わる人や町おこしに協力しようとしている人は必読。
一通り読むと、地元コミュニティで観光学の権威になれること請け合い。
まとめ
以上、9月10月の良書でした。
過去のオススメはこちらから
*1:http://favolog.org/alfe_below に読んだ本一覧がある