2022年2月に読んだ本

いつもの

f:id:alfe1025:20220212120441j:plain

新基礎情報学

トランス・ヒューマニズムとその行きつく先にあるホモ・デウスに対抗するための哲学。良書。

生命と機械の違いを考察しながら、そもそも情報とはなにかを見ていく。

 

私がスチュアート・カウフマン(複雑系の理論生物学者)に傾倒しているのもあって、この本の考え方にしっくりきた。

『ホモ・デウス』を読んだときに違和感、トランス・ヒューマニズムへ微妙に相容れなさがあったが、もともと一神教の考え方をベースにしているという説を読んでなるほどとなった。

AI原論 神の支配と人間の自由

AIの本質をみつめ、今後のAIのねらいやゆくえを分析する本。↑と同じ著者。読むなら上の本がよさそう。


相関主義哲学や主観主義的形而上学、思弁的実在論に言及し、トランスヒューマニズムの源流が古代ユダヤ教にあるのでは?と考察していく。

 

恋する化石

恐竜やアンモナイトといった古生物のオスメスについて。

古生物の図鑑や情報に書かれた書籍ではなく、そういった情報をどうやって推定しているのかについて書かれている。

 

限られた化石から恐竜のオスメスをどうやって判別するのか、数の多いアンモナイトや近縁種が現在生存する化石ならもっと明確にオスメスがわかるのか。
化石という標本の問題や、化石からどう推察しているのかを推理の背景がしっかり描きつつ考察されているのが面白い。

 

決定版 日本の雛人形: 江戸・明治の雛と道具60選

名作と呼ばれる雛人形の写真を通じて雛人形の文化、各作品のいわれや作風を見ていく。

雛人形の資料としてとても見応えがあった。

内裏雛の左右はどっちでもよかった、江戸時代後期の芥子雛という極小サイズの雛人形、あたりに特に興味惹かれた。

 

 

他の月

blog.alfebelow.com

 

blog.alfebelow.com