2020年12月から2021年1月に読んだ本

先月まとめるの忘れてたので一緒に。

 

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webブラウザセキュリティ

Webブラウザセキュリティ Webアプリケーションの安全性を支える仕組みを整理する
 

Webアプリを作る上で必要になるセキュリティについて。

セキュリティ一般についての本はいくつかあるんですが、Webアプリを作る上で必要なセキュリティ知識についてまとまった本ってあんまりないんですよね。

『安全なWebアプリケーションの作り方』を読んだあとに、もっと具体的な実装方法とか注意点をしりたいとなった人、向けかな。

 

SOPとCORSの話やCookieの属性についてなど非常によくまとまっている。
なぜ危険かということも攻撃方法を踏まえて書かれているので納得感がすごい。

おそらくこれから事あるごとに読み返す本。


人類は感染症とともに生きていく

21世紀における感染症との戦いについて。

COVID-19を踏まえて書かれた本ではあるものの、内容としては過去のアウトブレイクについてがメイン。

一般的なアウトブレイクとは何か、について知れたので最近の感染症についてのニュースをもう少し冷静に見れるようになった気がする。

 

例えば、”毎月のように、少なくとも2件、多い時では20件以上のアウトブレイクを報告している“と書いていて、感染症のアウトブレイクは思った以上に頻繁に起きている様子。ここ衝撃的だった。

過去、天然痘は根絶に成功したが、はしかやペスト、結核などがいまだに残るのはなぜか。21世紀に先進国で再発生した古来の感染症によるアウトブレイクなどもレポートされていて非常に参考になる。

現代の感染症がよくわかる良書。


羊土社という医学系の本専門の出版社から出ているのもポイント高め。ココの本、大学時代に薬学部生の人が持ち歩いていたのを見かけた気がする。

 

 

タコは海のスーパーインテリジェンス 

タコは海のスーパーインテリジェンス: 海底の賢者が見せる驚異の知性 (DOJIN選書)

タコは海のスーパーインテリジェンス: 海底の賢者が見せる驚異の知性 (DOJIN選書)

  • 作者:池田 譲
  • 発売日: 2020/12/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

タコの一生や知性、社会性などの研究がまとめられた本。

そもそもタコが1年しか生きないこと、風景をカラーで認識できないが体の色を環境になじませることができること、景観を覚えて行きと帰りで違うルートを散策するなど驚きの多い本だった。

 

1年しか生きないタコが脳を発達させ、経験則を学び、新規の環境に適応していく様子が研究を通してわかる。タコ、なかなかにオーバースペック。

 

 

あなたの中の動物たち

あなたの中の動物たち ーようこそ比較認知科学の世界へ

あなたの中の動物たち ーようこそ比較認知科学の世界へ

  • 作者:渡辺 茂
  • 発売日: 2020/10/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

動物と比べることでヒトをより知ろうという学問、比較認知科学の本。

動物の記憶力や論理的判断力、美的センスや言語に至るまでを動物の行動実験から観察し、ヒトの各能力はヒト特有のものなのか、動物が普遍的に持っているものなのかを見ていく。

この動物は人間に例えると何歳くらいの知能ですか? という質問が的外れに思えるほど、人間と動物に共通点がたくさんあり、動物のほうが秀でた部分もあることがわかる。

 


ブランディングデザインの教科書

ブランディングデザインの教科書

ブランディングデザインの教科書

  • 作者:西澤 明洋
  • 発売日: 2020/12/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

ブランディングは伝言ゲームだ、というテーマで、どのように伝言しやすくするか、社外だけでなく社内に浸透させるか、経営とデザインにどう一貫性を持たせていくかについて書かれた本。

ブランディングとデザインは違うもの。経営戦略の部分からデザインを始めないと一貫性が生まれず効果が薄いということがよくわかる。

後半の詳細に書かれた事例のおかげで、前半の説明部分の納得感がすごく上がった。

 


文具の流儀

文具の流儀: ロングセラーとなりえた哲学

文具の流儀: ロングセラーとなりえた哲学

  • 作者:土橋 正
  • 発売日: 2011/08/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

定番となっている文具の生い立ちやこだわりなどを各社に取材してまとめた本。

身近過ぎるゆえに優れた一流品ということに気づかずにいる馴染みの文房具について解説し、ここまで考え抜かれた商品なんだということに気づかせてくれる。

 


名作椅子の解体新書 

名作と呼ばれている椅子の修復作業を追いながら、それぞれの椅子にどのような技術が駆使されているか、どのように組み立てられているか、長く使うとどうなるかを見ていく。

椅子の内部構造や工夫が見れて面白い上に、修復する人の仕事がとても丁寧。

 

 

最新船舶の基本と仕組み

船の構造や効率良く進むための理論など。

なぜ船のプロペラは後ろに二重でついているのか、荷積みのバランスを取るための工夫など興味深かった。

読んだ第4版が12月に出たばかりのようで、船の戸籍とモーリシャス島の事故や船内の感染症対策なども書かれていた。

 


米の日本史 

いつ日本に米が伝来したかから始まって、稲作や精米の発展、貨幣や文化としての米の広まりを見ていく本。

サクナヒメをクリアした後に読んだので、保存食としての鮨や田の周りの生態系になるほどとなったり、田右衛門の持ってた稲が比較的近代のものなんだなという発見があった


エアコン1台で心地よい家をつくる方法

図解でわかる!  エアコン1台で心地よい家をつくる方法 現行省エネ基準対応版

図解でわかる! エアコン1台で心地よい家をつくる方法 現行省エネ基準対応版

  • 発売日: 2020/06/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

断熱をしっかり考えて作り込めばエアコン1台でも空調管理できるぞ、という本。

冷房より暖房が必要な期間のほうが長い、というのはなるほどと。

これから新築とか建て替えとかする人向け

 

 

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