5月に読んだ本。
図書館しまってるし積本消化するかーとじっくり読んでいたら3冊だけになってしまった
積んでしまうくらい読み応えがある、という解釈。
自己啓発の時代
自己啓発のサーベイ。
自己啓発本や就活対策本、an・anやプレジデントなどを通して、時代に寄って啓発内容がどう移り変わっていったか、どういう世界観を作り上げてきたのかを一歩引いた目線で見ていく。
記事数だけで言えば心理ジャーナルよりもan・anのほうが心理系記事が多いらしいとか、自分探し系の啓発は女性誌に多くて男性向けには数少ないとか、男性向けは昔からビジネスで活躍するための指南的なのが多いとか。
Twitterでも啓発系コラム記事が流れてきたりするが、この本読むと一歩引いて啓発記事を見ることができそう。
確率思考の戦略論
USJにハリポタをつくったときの来場者数予測をP&Gのシェア戦略と絡めて解説する本。
数学マーケティングとサブタイトルで銘打っているが数学要素は巻末に固めているので数学が苦手でも読める。
ハリポタエリアを作るときに予想来場者数をどのように試算したのかについて、P&G時代のマーケティング事例や当時のUSJにおける背景なども数字を交えつつ解説していて、地に足ついたマーケティングをしれた気がする。
CSS設計完全ガイド
CSSの設計について。
CSS設計の考え方解説にはじまり、タブナビゲーションやアコーディオンのようなモジュールに設計を適用していくには、などが書かれている。
特に後半が非常に実践的で、作りたいモジュールとCSS設計設計を反映させた場合のサンプルコードが示されている。
CSSのリファクタをするときに役立ちそう。
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