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2020年3月に読んだ本

 いつもの。

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科学的な適職

転職に役立つ研究をピックアップしてまとめている本。

転職活動とか就活しているなら読んでみるのをおすすめ。
ちまたの就活本とは違った視点を得られる

次の転職先を決める際に起きがちなバイアスについて解説し、そのバイアスを取り除くにはどうすれば良いのかについて解説している。

 

砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか

人類の生活基盤が実は砂に依存していて、奪い合いがすでに起きており、砂の調達のために環境破壊が至るところで起きているぞ、というドキュメンタリー的な一冊。

これを読むと、ふつうに道を歩いていても石垣とかコンクリートとかに目が行ってしまうようになる。

コンクリート、ガラス、シリコンチップ、ビーチの砂浜などを例に上げて、砂の取り合い問題について語っている。


世界を変えた150の科学の本

動物の骨の割符や粘土板から始まって、現在に至るまでの科学本に関する歴史を概略的に見ていく本。

古代における世界の捉え方、活版印刷と近代古典、そして最近のポピュラーサイエンスとしての科学本などについて、図説豊富に解説している

図版多めな大きめ本。


地形・地質で読み解く日本列島5億年史 

日本列島がどのようにできたか。

各地の特徴的な地形や地層はどのようにつくられたのか。
写真や図も豊富で理解がしやすい。

ブラタモリ好きな人に特におすすめ。


段落論 日本語の「わかりやすさ」の決め手

段落の原理とどう段落を作れば読みやすくなるかについて。

紙で見られる改行1字下げだけでなく、Webで見られる1字下げない1行空けまで視野に入れつつ、段落の意味や段落内の構成について説明されている。

小論文を書く予定があるなら読んでおくと良いかも。


資本主義の新しい形

資本主義が非物質化を進めているので、日本企業も方針転換をしないといけない、という本。

人やICT脱炭素化などといった無形資産に投資を切り替えないといけない、という意見を複数の視点で説いていく。

 


TOOLS REAL STUFF for FUTURE CLASSICS

良いアイテムを紹介する本。おしゃれ雑貨をモデリングするときに役立ちそう。

古くからの定番品、といったものも多いので、なにかギアがほしいときの目星探しに役立つ。

 

私はこの本で見かけたbialettiの直火式モカエキスプレスを買って、使い勝手に満足している。

 

 

アロマの化学 きほんのき 

アロマに関する化学を解説する本。

高校3年くらいのときに化学の授業でやったなぁという内容。

香りがどう役立つのかは書いてなくて、分子構造とか官能基の違いとか立体異性とかについて書かれている。

 

なめらかな社会とその敵

PICSYという概念を通して貨幣・選挙を変えることができないかという構想。

製品やサービスに支払いがなされたときに、その製品の売上に貢献したものへそれぞれ収入を与えられないか?というもの。

 

僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない 

さっぱりわからないことをわかるように教えてくれる本。
今の科学で把握できている物質は5%だけで、残りのうち27%はダークマターと呼ばれているもの(なんか重いということだけわかってる)。最後の68%については全然わかってない。

 

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