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2023年10月に読んだ本

いつもの。

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「電気」という物理現象の不思議な科学

thumbSUPERサイエンス 「電気」という物理現象の不思議な科学齋藤勝裕(著) .https://www.amazon.co.jp/dp/B0C9ZP5NBY

電気に関わるものを幅広く見ていく本。

電気と電子のような基礎部分から始まり、電子殻構造や化学結合、雷、生物電気、磁気、これからの電池と発電までと非常に幅広く扱っている。

物理・生物・科学にまたがるかなり幅広い分野を扱いながらも、それぞれわかりやすく説明されている。

電池の仕組み、電気ウナギ、原子に働く電磁気力、再生可能発電、全個体電池。ここまで多ジャンルにまたがって解説されている本もなかなかない。

理科に対する苦手意識を軽減するために読んでもらう本としてとてもよさそう。

ニッポンの氷河時代

thumbニッポンの氷河時代: 化石でたどる気候変動 (本で楽しむ博物館)大阪市立自然史博物館(監修) .https://www.amazon.co.jp/dp/4309228976

日本に残る寒冷化の痕跡を写真とともに説明、紹介していく本。

大阪市立自然史博物館での展覧会がベースに書かれており、大阪平野のボーリング調査による研究内容が多め。

そもそもどうやって過去の地球で氷河期があったことを知るのか、そもそも氷河時代とはなにか、のようなことを化石やボーリング試料の写真とともに説明している。

地球史において氷河のある時代はかなり短いこと、地層が海成・淡水成に移り変わることや花粉化石から当時の気温を予測できることなどを知れた。

おいしい食の流行史 

thumbおいしい食の流行史阿古真理(著) .https://www.amazon.co.jp/dp/B0CG8T94NH

幕末から現代までの食のトレンド史。食の歴史とトレンドを時代背景とともに紹介する本。

食と社会は切っても切れない複雑な関係であり、時代背景の移り変わりが人の食に対する意識を変化させていったことを感じ取ることのできる一冊。

あんパンから始まる日本の菓子パン、主婦の増加と家事レベルの上昇、キッチン環境の変化と家庭料理などなど。

いわゆる一般的な家庭料理というものがどう形成されていったかを見たような気がした。

「利他」の生物学-適者生存を超える進化のドラマ

thumb「利他」の生物学-適者生存を超える進化のドラマ (中公新書 2763)鈴木正彦(著),末光隆志(著) .https://www.amazon.co.jp/dp/4121027639

生物の共生という戦略について書かれた植物学者と動物学者の共著。

ミトコンドリアと葉緑体を細胞内に組み込む話から始まり、盗葉緑体・盗毒、植物と昆虫・菌との共生などなど。

完全に依存している例もあれば、助け合っているようで実は互いに出し抜こうとしている関係など、共生の形はさまざま。

はじめての地理院地図

thumbはじめての地理院地図: 地図学習・防災学習に使おう青木和人(著) .https://www.amazon.co.jp/dp/4772271562

地理院地図( https://maps.gsi.go.jp )のチュートリアル本。

距離計測や白地図作成、年代別の空中写真比較、3次元地図の閲覧などの操作方法が書かれている。