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2017年に出会えた良書7選

さて、毎年恒例になってきた本年度の良書記事です。

最近読んだ順で紹介していきます。

 

幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

幸福なるには、を資本という観点から考えていく本。

資本といってもお金(金融資本)だけでなく、知識や技術(人的資本)、人とのつながり(社会資本)と3つの種類がある。

お金がなくても地元のコミュニティで繋がっていれば幸福になれるし、知識や技術があれば食いっぱぐれることはない。

3つを揃える必要はなく、どれか1つか2つを手に入れられれば十分なのではないかという論調。

 

面白かったのは3種類の資本を3つとも揃えよう、ではなく、どれか1つで十分だがバックアップとして2つ揃えておくと盤石、と書かれていること。

言い換えると、他の資本があれば人間関係は最小限で良いよ、その場限りのつながりで十分だよという話。

あまり見ない展開だったので印象に残っている。


Hooked ハマるしかけ

ユーザーをアプリにつなぎとめる心理学について。

Twitterやinstagramといったユーザが使い続けるアプリにはどういった心理学的な仕掛けが入っているのかを解説している。

1つ1つのメソッドは影響力の武器にも似通っているが、アプリのUXデザインに絡めるとこういう風になるのかという発見があった。


ルーキー・スマート

ルーキーは時にベテランよりも成果を出す、それはいろんな人に聞いて回るからだ、という本。
ビギナーズラックを継続して起こす方法、とタイトルを読み替えても良いかもしれない。

ルーキーはこれまでの経験がないので、他の人に助けを求め、様々な意見を参考にし、多くのことを学ぶ。そのため個人の経験に頼るベテランに勝つことがある、という話。

知識や経験がないからこその強みというのがあるんだな、ということが認識できたのはすごくよかった。


アンドロイドレディのキスは甘いのか

第2次人工知能ブームから人工知能の研究をしているエンジニアのAI論。


「人間が人工知能に超えられたらどうしよう」という漠然とした不安を持った人にぜひ読んでほしい本で、読むとAIに対する捉え方が変わるはず。

非情報系の人に今年のオススメ本聞かれたらこれ推すかな?


ドリルを売るには穴を売れ

マーケティングの入門書。すごくわかりやすい。
顧客の絞り込みが大切、というのはこういうことだったのかとようやく得心した。

これこそ、漫画化してもよさそうな本なのだけども、漫画でわかるドリルを売るには穴を売れ、みたいな本は出る気配ないよね。


最強のコピーライティングバイブル

 『ザ・コピーライティング』『伝説のコピーライティング実践バイブル』『ザ・マーケティング』をまとめた本。

今年雑誌に寄稿したり、会社のアドベントカレンダーを書いたりしたのだけども、どうやって書くか悩んだときにこの本を開いてた。

コピーライティングは必要なくても、文章のフレームワークが参考になる。


影響力の武器 戦略編: 小さな工夫が生み出す大きな効果

 
やはりこのシリーズは他の法則本とは一線を画す。

一回読むだけでは消化しきれない内容なので、この本もオーディオブックとして改めて聴いてる。

前著2作はFebeのオーディオブックとして聞いてて頭に突っ込んでいるのです。

 

あと、影響力の武器の著者チャルディーニが単独書下ろし本だしたので、今絶賛読んでる。こちらはまだ途中なのだけど良書確定してる。

 

まとめ

ちなみにライトノベルだと以下の3冊がダイレクトヒットしました

 

2人称ラノベ。一気に読むのがおすすめ。

感想は何書いてもネタバレになるので、分厚さに慄きながら読んで。

 

 バニルさん好きすぎる問題。

もう一冊くらいバニルさんスピンオフ読みたい。

 

ノゲラ的な。ブラフ系の主人公強い系ラノベでオススメあったら教えてください。

 


というわけで、2017年のオススメ本でした。

 

昨年の

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