2020年10月に読んだ本

いつもの。 

 

都市で進化する生物たち

進化は思った以上に短いスパンでおきていて、都市という特殊な環境で有利に生きていくために姿や行動を遺伝子レベルで変化させているという内容の本。良書。

重金属を羽から排出するハト、蛍光灯で効率よく狩りをする蜘蛛、沐浴中のハトを食べるようになったナマズなど。

 

街で見かけるスズメやカラス、ノラネコや用水路の魚、飛んでる虫。そんなありふれた生物も、環境への適応がうまくいった生存競争を生き抜いた生き物なんだなとこの本を読んでからかんじるようになえい、そういった都会に住んでいる生き物に目を向けることが増えた。

 

料理に役立つ香りと食材の組み立て方 

こちらもよかった本。香りを料理にどう生かすかについて。

 

香りとは何かから始まって調理法や抽出法、文化に至るまでを解説している。

香り成分は移せること、なぜ移すことができるのか、そして香りを移して映える料理の作例。油・アルコール・酢などそれぞれ書かれていてかなり実践的。

 

 

揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ

揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ

揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ

  • 作者:秋田 純一
  • 発売日: 2020/08/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

タイトル通りの本。基盤を揚げた写真が出てきたときはマジかってなった。

 

コンピューターの概略について話した後、基盤を揚げて炙って半導体チップを取り出して観察する。内容がしっかりしつつもわかりやすいので、非情報系のプログラマが基礎を学ぶ本としてもお勧めしやすい。

 

 

多肉植物の水栽培

多肉植物の水栽培

多肉植物の水栽培

  • 作者:米原政一
  • 発売日: 2020/09/29
  • メディア: Kindle版
 

サボテンを水耕栽培する本。根を2mmほど残してカットしてから2-3日乾かすのがコツっぽい。

 

サボテンには水をあげないもの、と思い込んでいたので水につけちゃっていいんだという発見があった。

 

宇宙食 人間は宇宙で何を食べてきたのか

宇宙食の歴史。宇宙食初期の話から最近の宇宙食事情まで。

チューブ状の食事は宇宙で食品を飲み込めるのかがわからなかった50年前ごろの話。現在はNASAが幅広いラインナップを出している。

後半はNASAとロシアが宇宙食のイニシアティブを持っていたところに日本食を食い込ませるための話。執筆当時に認定された宇宙食が製造会社と共に載っていて、普通にスーパーに並んでいるものが容器だけ変えて宇宙食になってるんだなという実感を持った。

 

古代の食生活

古代の日本人が何を食べてきたかについて。

食物は食べてしまうので古代の食生活を調査することは難しいと考えられているが、日本に限っては資料が残っているので結構推察できる、なので見ていこう。という本。

 

西暦700年ごろの食事についてここまで資料が残っているのかという驚きがあった。

奈良・平安時代の文献がここまできちんと残っているの改めてすごいよね。

 

食を支えるキッチングッズ

キッチン用品のサーベイ。論文っぽい感じの体裁。

台所の歴史から始まり冷却保存の変遷、各調理器の動作原理など。

 

100年後の人たちが「2018年にはこういう調理文化を持っていたのか」と調査するときにすごく有用そうな本。逆に現代に生活している私たちにとっては、すごくあたりまえのことを難しい文体で書いてるなという印象かも。

 

にっぽんの美しい民藝 

にっぽんの美しい民藝

にっぽんの美しい民藝

  • 作者:萩原健太郎
  • 発売日: 2020/09/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

日本各地にある民藝品の展示施設や購入できる場所を紹介する本。

「民藝」という言葉ができてからまだ100年経ってないと前書きに書いてて、民藝品をめでる文化が思ったより歴史が浅いことに驚いたりした。

 

 

他の月 

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2020年9月に読んだ本

 いつもの

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WORLD BEYOND PHYSICS:生命はいかにして複雑系となったか

この世界は機械ではない。ねじ回しのすべての使い道を列挙できないのと同じように生命の進化についても事前に言い当てることはできないのだ、という本。

 

ラプラスの悪魔という、ある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができるなら未来を見通せる、という概念を理論生物学者が反論していく。

例えばアミノ酸には20種類程度しかないこと、心臓の機能は血液を送ることであって赤いことやドクンドクンと音を立てることは機能ではなく因果的結果であること、心臓が臓器として存在するのは1つの因果的結果を機能として利用できることに気づいたからであること、など。

 

確実に良い本だが消化しきれてないので後日読み返す。

 


改訂新版 人間 この未知なるもの

改訂新版 人間 この未知なるもの (単行本)

改訂新版 人間 この未知なるもの (単行本)

 

人間とは何か。その概略を示そう、という本。

原著が85年前に書かれたものらしいのだが、数年前の本と言われても違和感はない。

 

内容としては人間の身体はどう動いてるかとより良い人間になるにはどうすればいいか。

人体のしくみ、みたいな本とリチャード・テンプラーのRulesシリーズが合わさったみたいな本だなと思った。

 

わさびの日本史

わさびの日本史

わさびの日本史

 

日本固有の植物であるわさびの歴史を、飛鳥時代から現代に至るまで追っていく。

 

ちょっと良いわさびを買いたくなる本。

日本で栽培が始まった作物ってすごく少ないらしく、わさびは数少ない日本発の栽培種の1つ。

利用のはじまりもよくわかっておらず、飛鳥時代から取引の記録っぽい木簡が発掘されたのが記録上一番古いとのこと。

江戸時代に寿司ブームと徳川の力で流行ったが、現代では需要が減っており、後継者がいなくなると後継者と一緒に栽培種が消えてしまう問題が起きてるとのこと。

 

 

日本菌類百選

日本菌類百選:きのこ・カビ・酵母と日本人

日本菌類百選:きのこ・カビ・酵母と日本人

  • 作者:日本菌学会
  • 発売日: 2020/08/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

日本菌学会が出版する日本に分布するキノコ・カビ・酵母などの菌を100種紹介する本。

1ページ1種でその菌に詳しい人が特徴や見分け方、利用法などを寄稿しまとめている。

 

「このキノコは食べられるよ」と堂々と書いてる本はかなりレア。

だいたいのキノコ本は ※キノコが食用に適するかは専門家の指示に従ってください みたいな注釈で濁してるので。さすが専門家による本といった感じ。

 

とうがらしの世界

とうがらしの世界 (講談社選書メチエ)

とうがらしの世界 (講談社選書メチエ)

  • 作者:松島憲一
  • 発売日: 2020/07/09
  • メディア: Kindle版
 

とうがらしの研究者による、世界のバラエティー豊かなとうがらしとその使われ方を紹介する本。

 

辛さにつよいタイ人でもやっぱり辛いものは辛い、らしい。辛味に鈍感になったわけではなく辛味に耐える能力を獲得したとのこと。

あとは案外チョコととうがらしが合うとか、とうがらしの辛い部分は隔壁(中にある壁っぽいスジの部分)だけで種や果肉にカプサイシンは基本的に存在しないとか。

 

Q&A はじめよう!シカの資源利用

Q&A はじめよう!シカの資源利用

Q&A はじめよう!シカの資源利用

 

シカを資源として活かすには、をQ&A形式で答える本。

 

獣害を減らしていくためにどうすればいいかが端的にまとまっているので、シカに困っている自治体で回し読みするのにちょうどよさそうな感じになっていた。

保護区・狩猟区・資源利用区に分ける、ジビエだけでなく皮革や角を活用する、海外での成功例などが書かれている。

 

ことばのトリセツ 

ことばのトリセツ (インターナショナル新書)

ことばのトリセツ (インターナショナル新書)

 

言葉の語感について。

ブーバキキ効果のように音が人に与える印象の違いについて考察していく。

 

 

芸術家のすまいぶり

芸術家のすまいぶり

芸術家のすまいぶり

  • 作者:中村 好文
  • 発売日: 2019/10/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

アーティストの住まいとアトリエを取材する連載がまとめられた本。

THE 仕事場といった空間だけでなく、私空間まで。

 

写り込んでいる日用品的な小物にアーティストならではの審美眼を感じた。

 

PRIMITIVE TECHNOLOGY 

同名のYoutubeチャンネルの著者による解説。

www.youtube.com

石・木・草と言った森にあるものから、斧やカゴ、小屋や窯を作るチャンネル。

上半身裸のお兄さんが無言でもくもくと作業をする動画なので、何をしているのかやどういう構造になっているのかなどが雰囲気でしかわからなかったが、この本では図で解説していてより理解しやすい。

 

 

他の月

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事業者変更承諾番号を払い出して、ソフトバンク光からenひかりに乗り換えた話

ソフトバンク光からenひかりにコラボ光の事業者変更を使って乗り換えたので経緯のメモ

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乗り換えるときにいろいろとググってみたのだけども、ソフトバンク光で事業者変更承諾番号を払い出す話があまりなかったので、どこにどういう連絡すればいいかまとめておきます。

 

乗り換えようと思ったきっかけ

きっかけはソフトバンクの通信障害。リモートワークしてるときに回線が繋がらなくなるの非常にしんどい。

www3.nhk.or.jp

 

そのあと障害は復旧したと8月1日に発表されたんですが、そのあともぶちぶちと切断が発生してて、この回線では仕事ができないと解約を決意。

www.softbank.jp

 

事業者変更承諾番号の払い出し

で、2019年7月1日から光コラボレーション事業者の乗り換えがしやすくなる「事業者変更」という仕組みがあることをこのとき知りました。

これは何かというと、光回線のプロバイダを工事とかなしで変更できるというもの。

使ってるプロバイダと乗り換えたいプロバイダがともに光コラボレーション事業者(https://flets-w.com/collabo/list/index.php)なら、こちらから電話だけすればあとはプロバイダ会社同士で引き続きをしてくれるっぽい。

 

この「事業者変更」をするためには、使っているプロバイダで「事業者変更承諾番号」というのを出してもらってから乗り換えたいプロバイダに渡す必要があります。

 

 

ソフトバンクから事業者変更承諾番号を発番する

残念ながら、ソフトバンクのヘルプページにはソフトバンクで事業者変更承諾番号を発番する方法は載っていませんでした。

というわけでサポートチャットに事業者変更承諾番号を取得したい旨を伝えると、「電話でしか受け付けていない」との回答。

 

 

というわけで電話します。

待ち時間が10分、事業者変更承諾番号取得のためのやり取りで20分くらいかかりました。資料を目一杯まとめてもこれくらいの時間がかかったので、1時間ほど余裕があるときに電話するとよいかと。

 

なぜやり取りで20分も掛かったかというと、解約の引き止めがしつこいため。

ソフトバンクの通信障害があったので解約したいというと「NTT東日本に問題があり、ソフトバンクに非はないのですがそれでも解約されるのですか?」と返されたり(通信障害起きてたのソフトバンクだけ)

じゃあ料金が高いので、というと「今後1年間、毎月1000円引きさせていただきますがいかがでしょうか」と答えられたり(1000円引いても乗り換え先のほうが安い)

その他、乗り換え先についてあれこれ聞かれた挙げ句、「その程度の理解でしたら、先方にもう一度お問い合わせいただいてから、もう一度お問い合わせいただけますか」(この時点で通話開始20分)と来たので、さすがにここでキレて「まずは事業者変更承諾番号取得を払い出せ」と強めの口調で言ってやっと話が進みました。

 

あとはもろもろの注意事項。

  • 中途解約のため違約料が10,450円、その他手数料で3,300円、合計で13,750円。(※2020/12/01追記 15,289円の請求が `20/9/30 ヤフージャパン` で有り
  • ソフトバンク光の解約日が先方の開通日になる。
  • 事業者変更承諾番号取得の通知は翌日にSMSにて(他事業者は当日にくるらしいので遅め)
  • ソフトバンク光の利用料は日割り。ただしオプション(光BBユニットレンタル料など)は満額支払い。
  • 光BBユニットは解約日後2週間以内に元払いで返却。

などなど。

 

enひかりに事業者変更承諾番号を入力する

乗り換え先はenひかりにしました。月額料金が安いのと、n年縛りとかがなく解約時の違約金がなかったので。

enhikari.jp

 

ソフトバンク光に電話した次の日、SMSで届いた事業者変更承諾番号取得と名前と住所を申込みフォームから入力して送信。

当日中に確認の電話が来ました。ここでは入力内容の確認。

 

入力が金曜日だったので土日を挟んで月曜日に再度連絡。

こちらの電話は工事日の相談。工事日といっても工事自体はないので、いつから開通するかの決定。次週の土曜日が最短だったので、そこで決定。

で、IPv6プラスのオプションを申し込んでいたのですが、この電話で「IPv6を過去のプロバイダでも使っていたなら、先方に電話して早めにIPv6を外しておくと引き継ぎがスムーズです」と伝えられました。

 

IPv6

調べてみると、IPv6オプションがプロバイダに紐付いているようす。

どういうことかというと、ソフトバンク光でIPv6を使っていた場合、ソフトバンク光でIPv6のオプションを外さないと、enひかりでIPv6の設定ができないということ。

そして今回、v6プラスというオプションを付けてしまったのでPPPoEの接続設定が払い出されてません。つまりソフトバンク光がIPv6のオプションを外すまでenひかりに接続ができないということ。

 

というわけで再度ソフトバンクのサポートに「解約日より前にIPv6の設定を外したい」と連絡しました。

「お客様では、切り替えのお手続きができなくなっております」と返ってきました。

「事業者変更切り替え日に自動で廃止になります」とのこと。

こちらから完全に打つ手なし。

 

ということで事業者切替日と2日後の昼過ぎまではインターネットに接続できなくなりました。

事業者切替日過ぎてからのどこかでバッチ処理でIPv6の設定が外れて、翌日にenひかりでIPv6設定ができるようになったとかじゃないかなと予想してます。

 

回線速度

 下りが800Mbps、上りが600Mbps。上々ですね。

ソフトバンクのときよりも100Mbpsくらい上がってる気がしますが、ちゃんと平均とか取ってないので完全に感覚値。

 

使っているルータはWSR-1166DHPL2。v6プラスに対応してて11ac/n/a/g/bが飛び、値段もそこそこ手頃。v6プラスだとプロバイダからもらう紙を見ながらIDとかパスワードとかを入れなくても良いの楽ですね。全部自動でよしなにやってくれる。

 

 

まとめ

 

というわけで、まとめました。

 

enひかりに関してはまだ使い始めたばかりなのでレビューとか書けないのですが、先に書いたとおり下りで800Mbps出るくらいの速度があり、電話での対応も好感触だったのでいまのところオススメできそう。

懸念点としてはWebコンソールとかが無いことですかね。どのオプション付けたかを確認するには電話するか「開通のご案内」という封筒を大事に取っておくしかなさそう。

 

というわけで、しばらくenひかりでインターネット生活します。